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新潟産コシヒカリ「日本国米」の代表インタビュー

代表取締役社長 板垣 憲明

■板垣組について教えて下さい

建設業です。業務内容は、土木建築、施工、監理です。創業は明治29年で、私が4代目の社長になります。100年間会社経営が続き、先祖代々、日本国の麓で生活してきていますので、この地域のことは良くわかっております。

■建設業の板垣組がお米のサイトを立ち上げようと思ったきっかけを教えてください

私もお米を作っています!親戚の法事で県外へ出かけた時、何泊かした訳ですが、その地域の有名なレストランや地元で美味しいといわれているお店で食事をしたのですが、「ごはんの味が違うね」と夫婦で意見が一致してしまいました。料理はとても美味しかったのですが、ごはんの味が美味しいと感じられなかたのです。そこで、私たちが毎日食べているコシヒカリの味の良さを再発見した次第です。

新潟県では魚沼産コシヒカリが有名ですが、仕事柄出かけた先で、魚沼産コシヒカリもいただいたりします。山間地であることと、綺麗な水と、一日の気温差・寒暖差がしっかりと出来上がる土地柄は、山北地域と魚沼地域は似ているのでしょうね。どちらのお米もうまさでは新潟県では一・二を争うのではないでしょうか。

そういうおいしいお米が出来る地域なのですが、山間地では若者は都会に出て仕事をするようになり、世帯の高齢化が進み、休耕田も少しづつ増えるようになってきました。

1軒当たりの耕作面積は2〜5反(1反=10アール、1アール=10m×10mの面積が10個あるのが1反です)の規模しかなく、専業農家がいないのが現状で、自分で食べる分であったり、親戚に分けたり、残ったら農協へ出すというくらい、一般市場であまり出回っていないのが「新潟産コシヒカリ日本国米」です。

そんな規模の農家ですから、それぞれが独自にホームページを立ち上げて販売するということもできない現実から、私どもがホームページを立ち上げ、地域の本当に美味しいコシヒカリを、そういうお米を求める消費者の方にお届けするお手伝いができたら、高齢化の世帯でも喜びを感じていただき、1年でも長く耕作を続けようとしてもらえたり、次の世代の若者たちも、引き続きお米を作ろうと跡を継いでいけるように、そして、この美味しいコシヒカリを無くしたくないとの思いから、ホームページを立ち上げることにしたのです。

畔の雑草は、除草剤を使わず、手作業で行います。■山北というのはどんなところですか?

新潟県の北端に位置し、山形県と隣接しています。山北町という名前の方が知られていると思いますが、平成20年に村上市と合併しましたので、住所表記では「村上市○○」となっています。

地理的には、海岸沿いから、す〜っと山がそびえ、標高の低い山々が数多くあり、内陸までたどっていきますと、朝日山地があります。大朝日岳を中心とした主稜線が朝日連峰と呼ばれています。

山が多いので、冬は雪深く、山にしみ込んだ雪解け水が清流として地表に現れ、田圃の隅々まで行きわたり、その清流は、すぐに海に注がれています。名勝「笹川流れ」の海の綺麗さをご覧いただきますと、本当に水が良い地域だということがお解りいただけると思います。


■「生産者と消費者とのつながり」も大切にしていらっしゃいますが、実際の生産者はどのような方で、どのような思いで米作りをしているのでしょうか?

先祖伝来の土地を守り、自分たちの食べる分のお米を、手を抜くことなくしっかりと作っている、そんなベテランの方々(高齢者)が多いです。弊社へ勤務する若者の中には、米作りを手伝っている者もおります。米作りをする若者たちを応援し、また増えていくことを願っております。

■「山北」という地名や、「岩船産コシヒカリ」という名称は、正直なところ全国的には知名度が高くないと思います。新潟では有名なのでしょうか?また、有名な魚沼産との違いなども教えてください。

日本国米の倉庫の前でそうですね、新潟県では魚沼産が有名で、続いて佐渡産でしょうか。

山北がある新潟県の北部となる下越地方では、朝日地区の一部、関川村の一部、そして山北産の一部のお米は、魚沼産に負けないだけの美味しさだと、言われていますし、財団法人日本穀物検定協会(http://www.kokken.or.jp/)の食味官能試験において、毎年「特A」の評価をいただいています。

魚沼産は、昔は南魚沼郡の一部のお米を指していたようです。今は「魚沼市」「南魚沼市」というように合併して大きな地域になりましたので、平成21年産のコシヒカリでは、「魚沼産」と名乗るために全量食味検査を行い、基準に達しないものは「魚沼産」のシールを付けて出荷しないということを行い、生産者側がブランドを守ろうと動いています。 昨年までは生産量より出荷量が多いという流通の問題も報道されていました。

魚沼産でも魚野川の右岸と左岸で食味が違うと言われているそうですし、山北でも「大毎産」は格別に美味しいといわれていますが、大規模な生産体制では、山間地のお米も平地のお米も、それらのお米が一か所に集めて混ぜられ、平均化した食味になっていることも現実にはあります。(それでも十分美味しいのですが)

やはり、魚沼産であれ、山北産であれ、その地域で美味しいと言われているお米を、他の地区のお米と混ぜることなく、純粋に袋に詰めたお米は、本当に美味しいコシヒカリと言えるのです。

■最後に、どんな方にこのお米をお勧めされますか?

健康志向な方や、日本の経済活動を支えているお父さんに食べてもらいたい、と思っています。

今、1年間で4人家族で食べるお米の量は、2俵くらいとも言われています。毎日食べるお米です。1食あたりの単価も、おかずの材料費に比べたら、そんなに高いものではないと思います。ですから、美味しいごはんを食べて「明日も頑張って働こう」というお父さんに是非食べてもらいたいと思っております。

もちろん、お歳暮やお中元といったご贈答にも最適のものかと思います。「お米にはうるさい」という方にもきっと美味しいと言っていただけるものだと自負しております。

一度、このようなお米を食べてみると、美味しさの違いについて気付くのだと思います。

日本国米のコシヒカリは、働くお父さんに 是非、食べてほしいお米です!

日本国米のコシヒカリは、働くお父さんに 是非、食べてほしいお米です!

 

日本国米の販売

日本国米では、新潟県の県北、山北地区で生産されるコシヒカリを厳選してお届けしております。

おいしいお米
岩船産コシヒカリ
棚田米 (大毎産)

おいしいお米 岩船産コシヒカリ 棚田米 (大毎産)

旧山北町大毎(おおごと)集落の棚田で生産されたコシヒカリ。山北周辺でも特に土壌が良く地元でも評判のおいしいお米です。

おいしいお米
岩船産コシヒカリ
はさかけ米(天日干し)
おいしいお米 岩船産コシヒカリ はさかけ米(天日干し)

苦汁農法+自然乾燥コシヒカリ。天日干しで、旨み成分を閉じ込め、自然の恵みをたっぷりと含んだ美味しい新潟米です。

おいしいお米
岩船産コシヒカリ
低農薬米(山北産)

おいしいお米 岩船産コシヒカリ 低農薬米(山北産)

旧山北町で生産されたコシヒカリです。最適な気候と綺麗な水で育ったおいしいお米をお召し上がりください。

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